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たまねぎの栄養・調理をもっと詳しく
2016年11月4日
  • カテゴリー:
  • たまねぎ

たまねぎ

主な効用

香味成分の硫化アリルによる、さまざまな効能が確認されています。ストレスや冷え性、不眠などの症状にも効果があるとされています。
●動脈硬化の予防
●コレステロールの上昇抑制
●糖尿病の症状改善
●疲労回復
■調理と組み合わせのコツ
たまねぎの有効成分である硫化アリルは、水に溶けやすい性質をもっています。サラダなどで生のまま食べるときに、香りや辛みが強すぎるときは、水にさらすことで刺激を弱めることができますが、逆にさらし過ぎると、硫化アリルが失われてしますので注意してください。また、切ったり刻んだりした後、空気に触れさせるにつれて薬効成分が増加するので、加熱調理の場合は切ってからすぐではなく、しばらく時間を置いてから使うようにするといいです。

下ごしらえ・調理のコツ

■水にさらして辛みを取る
たまねぎをスライスしてから水にさらしておくと、辛みが和らぎます。辛みは、切る際に涙を誘発させる刺激成分、硫化アリルによるもので、水にさらしたり冷やしたりすることで抑えることができます。シチューなどの煮込み、炒め物やサラダなど、幅広く料理に利用できます。加熱することで甘みやうまみがでてくるので、ニンニクと炒めてソースにしたり、じっくり炒めて調味料がわりにするなど、用途はさまざまです。
1 繊維にそって切る
たまねぎを、繊維に沿って薄切りにすると、シャキシャキした食感を楽しむことができます。一方で繊維を断ち切って薄切りにすると、ソフトな食感になります。
2 切る前にたまねぎを冷やす
調理する前に、皮をきれいにむいたたまねぎをラップで丁寧に包み、冷蔵庫で冷やしておきます。そうすると、涙を誘発させる刺激成分、硫化アリルを抑えることができます。
3 加熱することで甘みが増す
辛み成分の硫化アリルは涙を誘発する物質です。しかし、加熱することで砂糖の数十倍の甘さを持つ物質に変化します。たまねぎは炒めて加熱することで甘みが増します。

硫化アリルの作用で、さまざまな症状を改善

たまねぎは、予防医学の観点から特に注目を浴びている野菜です。有効成分としてよく知られているのは、鼻や目にツンとした刺激を与える香味成分の硫化アリル。
その一種のアリシンが体内でビタミンB1と結合しアリチアミンになると、吸収が高まります。
ビタミンB1は代謝や神経機能の働きを正常に保つ役割をもつので、不足すると疲労が溜まり、食欲不振やイライラの原因になります。また、硫化アリルそのものには胃の働きを活発にする作用が、含有するポリフェノールには血液をサラサラにして悪玉コレステロールの上昇を抑える、血液凝固を遅らせるといった作用でも注目されています。
民間療法では、古くから抗菌・消炎・鎮静作用をもつ薬草として、広く利用されてきた歴史があります。
■まとめ
常備しておきたい万能な野菜のたまねぎ。栄養も高く、色んな料理に欠かせない野菜です。少し前からはむいた皮の活用でたまねぎ茶を作り飲んでいる方も増えてきています。