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私たちはこの世に生まれてくる時に、親を選んで生まれてくると言われています。親を選ぶということは、明確な目的を持ってこの世に生まれて来ていると考えることができます。
その目的を「夢」と表現するならば、私たちは無意識のうちに夢を抱いて生まれてきていることになります。ただ、それがどんな夢なのかが分からないだけで、私たちの潜在意識にはしっかりとその夢が刻まれているということになります。

少し前まで、夢は、欲しいものを手に入れたり、成りたいものを描いたりすることが「夢」だと思っていました。しかし、ある時出合った言葉で、その価値観は一変しました。
その言葉は、「夢とは、個人的な願望ではなく、DNAに刻まれた、悠久で普遍的なもの。」というもので、私たちは何のために生まれ、何のために生きるのかという、私たちの生命の根源を示すような言葉だと感じました。
脳の中央に位置し脳の中の脳と言われる脳幹という組織があります(左の図面)。嗅神経以外の全ての神経を司っているとても大切な存在です。脳幹が機能しなくなることを脳死と言います。大脳はこの脳幹を保護するために脳幹の周りを覆っています。この脳幹に血流がしっかり届いて栄養が送られないとと脳が機能しなくなり、全身の神経が働かなくなります。
脳幹は、中脳、間脳、橋、延髄、小脳から成り立ち、生命の根幹に関わる、神経伝達や、血液循環、体温調節など機能を司っているところでもあり、脳幹は、DNAを継承するところでもあります。
私たちの「夢」もこの脳幹に刻まれ、その夢が親から延々と受け継がれ、子どもたちに延々と受け継がれて行きます。私たちはその「夢」を次の世代に繋ぐバトンを手にして今を生きていることになります。