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「『発達障害』を考える…その①」

東京都の人口が1300万人で、それより少し少ない1100万人の人口の都市、中国・武漢市が新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がって封鎖されました。仮に東京都が封鎖されたとしたら日本はどうなってしまうだろうかと、想像も付きませんが、そんなことが現実に起きているところが、今回のウイルスの恐ろしいところではないでしょうか。正確な情報をなかなか伝えない国で起きていることなので、本当はどんなだろうかと疑ってしまいそうになりますが、春節を迎えた中国が国内外への団体旅行の禁止の措置を取るなど、事態の深刻さを物語っています。

「『発達障害』を考える…その①」

野菜を育てるには肥料が必要です。自然栽培と言われる栽培方法でも、土壌に自然の状態の栄養分(肥料分)が含まれているから野菜が育ちます。その栄養分(肥料分)をどういう状態(性質)のものを施すかで、栽培方法が区分されます。また、育てられた野菜に含まれる栄養分や寿命(生命力)も変わってきます。

お届けさせて頂いています野菜は、極力自然に近い栽培方法で栽培された野菜です。有機栽培は有機肥料を施す栽培方法で、有機栽培の有機とは簡単に言うと、「元々命だったもの」が朽ちて野菜が育つ栄養分を蓄えた肥料になったものを畑に施す栽培方法で、栽培期間中は化学農薬や化学肥料に頼らない栽培方法です。

化学肥料は化学的に配合された栄養分を直接畑に施すので肥料効率が良く野菜が良く育ちます。しかしその野菜は、見た目には大きな立派な野菜に見えますが、中身は野菜本来の生命力には欠け、化学的に育てられたひ弱な野菜になります。栄養価は野菜本来の半分以下と言われています。一方、慣行栽培と言われる(一般的にはこの表現を知る人も少ない)栽培方法は、慣行レベルという、このレベルまでは化学農薬と化学肥料を使ってもいいですよという基準に合わせた栽培方法で、一般的にスーパーなどで売られている野菜の殆どはこの栽培方法で作られた野菜になります。

また化学農薬は、基本的には殺虫剤及び除草剤として使われるもので、どちらも自然の状態のものを化学的に排除する殺傷力の強い化学薬品で、人の健康にも大きな障害を与える可能性があります。除草剤は枯葉剤です。枯葉剤の恐ろしさは、ベトナム戦争で十分証明されましたが、時間が経つにつれ、その事実は風化され、報道すらされなくなっています。殺虫剤は、虫を殺す薬品で、虫を殺すものが人には安全だと言える根拠はないと思います。

化学農薬や化学肥料に頼らない有機栽培に長年取り組んでいる生産者でも、昨今の天候の変化には、相当な苦労を強いられています。過去の経験が役に立たないと自信を無くしてしまうほど、野菜作りが難しくなっています。こんな時ちょっと化学肥料を蒔けば簡単だけどなぁと言いながら、歯を食いしばって黙々と取り組んでいます。

私たちスマイルコミュニティーは、無農薬野菜の宅配サービスを通じて、「みんなが笑顔で暮らせるコミュニティー」の創造を目指し、「未来の子どもたちのために。健康と環境を考えよう」をテーマに、健康への意識の高まりや環境保全への取り組みを推進しています。今後も皆様と共に、健康や環境について考え、日々実践して参りたいと考えています。今後とも、ご指導、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

合掌

 

2020年1月28日

㈱スマイルコミュニティー

代表 濱地卓司

※このコーナーでは、日頃感じたことやお伝えしたいことなどをお届けさせて頂いています。ご感想、ご意見ご要望などありましたら遠慮なくお申し付け頂きましたら幸いです。